トップメッセージ

サステナブルな社会の実現のため、ITとファイナンスによって社会課題を解決し、
グループの持続的な成長を目指します。

JECCグループは「お客様の多様なITニーズに応えるサービスを提供し、IT事業活動を通じて社会の発展に貢献する。」を経営理念として掲げ、創立以来、一貫して社会の発展に貢献してまいりました。
現在、地球温暖化と資源の枯渇、産業のグローバル化によるサプライチェーンの複雑化、世界各地における人種・経済・宗教・ジェンダー等による社会の分断など、社会環境は大きく変化しています。
このような不透明で不確実性の高まる時代において、変化を乗り越え更なる社会貢献を果たしていくため、当社はあらためて「サステナビリティ方針」を策定しました。社会課題の解決を通じ持続可能な社会をつくることと、私たち自身が着実に成長することを一体に捉え、経営資源やノウハウ、従業員一人ひとりの力を結集し、グループ全体でサステナビリティ経営を進めてまいります。

当社はサステナビリティ経営の推進に向け、環境・社会・ガバナンスの観点でディスカッションを重ね、優先的に取り組む5つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
当社の歴史を振り返ると、「ITとファイナンスをプロデュース。」というブランドスローガンのもと、コンピュータ産業の黎明期から現在に至るまで、ITの普及・促進に向けたデジタル社会の構築や、新たなIT技術によるDXの推進をファイナンス面からご支援することで、社会の発展に広く貢献してまいりました。当社はこれからもITとファイナンスに関する知見を結集し、誰一人取り残されることのない社会全体のデジタル化の推進と、地方創生・地域貢献に資する取り組みを行うことを通じ、社会の脱炭素・サーキュラーエコノミーの取組みを支援してまいります。
そして、こうした活動を支える経営基盤として、付加価値を生み出す源泉である従業員が、生き生きと誰もが自分らしく活躍できる企業風土を構築するとともに、高いコンプライアンス意識とモラルを兼ね備えた人材を育成するなど、人的資本経営への取組みを促進してまいります。

当社は創立以来、お客さま、株主、お取引先さま、地域社会、従業員など数多くのステークホルダーの皆さまに支えられて今日まで発展を遂げてきました。これからもステークホルダーの皆さまとともに、企業の価値の向上と社会課題の解決を同時に実現し、持続可能な社会を実現するための取り組みを推進してまいります。

株式会社JECC
取締役社長 桑田 始