NECは、エンタープライズサーバー「NX7700i」とマイクロソフト社の次期WindowsサーバーOS Longhorn(ロングホーン)開発途上版を組み合わせたシステムにおいて、システムを停止させることなくCPUとメモリーの交換を行う動的置換(Hot-replace)に世界で初めて成功した。
この機能は、メインフレームで培ったNECのハードウェアおよびファームウェア技術と、マイクロソフト社のOS技術の緊密な連携により実現した。
この機能は、WindowsサーバーシステムのRAS(Reliability=信頼性、Availability=可用性、Serviceability=保守性)能力をさらに高めるもの。この機能を持たないシステムでは、致命的なハードウェア障害に至る予兆を検出した場合、一度システムを停止してハードウェアを交換する必要がある。信頼性に優れたクラスター構成のシステムでさえ、稼動ハードウェアの切り替え処理のために数十秒間業務アプリケーションが停止することになる。
次世代ネットワーク(NGN)の進展にともない、24時間365日連続したサービス提供基盤が一層求められていく中で、処理の停止はビジネス機会の損失に直結する。しかしこの機能があれば、ハードウェア障害の予兆に基づき、システムを停止させることなく正常なハードウェアに交換することが可能となり、ビジネスの機会損失を低減させることが可能になる。
なお、同社が今回使用したサーバー「NX7700i /5080H-64」は、インテル社の64ビットCPU「デュアルコア インテルItanium2プロセッサー」を最大32個搭載可能な大規模高信頼性サーバーである。
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